年明けからこの半年の間に、自分の中では、かなり具体的にお店を持つというイメージが湧いてきました。
夢物語ではなく、現実として、費用や準備や、いまの仕事をどうするか、などを考えました。

私はわりあい、"見る前に跳ぶ"性格で、ある程度のところですぐに見切り発車をするタイプだと自覚しています。そして発車してから、問題に直面して修正していく性格。

だから、今回の場合にも、勢いで仕事の契約満了を伝えたり、関東に一人暮らし用の物件を見に行ったりしてしまいそうな状態なのですが、それには乗り越えなくてはならない問題がありました。

私は14年前に結婚し、夫と二人で暮らしています。子供はいません。
この半年、まだ私の気持ちについて、まったく夫に話していませんでした。

頭から否定されて、そんな夢みたいなことを言っているなと全否定される不安がありました。

具体的にイメージしたときには、離婚をすることも想定にいれました。

私にとってはやりたい事だけれど、それが、夫婦でやりたいというのではなく、私が個人的にやりたいことであって、そこに旦那の生活や収入を巻き込むのは何か違うような気もしていて、私が勝手に私のやりたいことをやると宣言すること自体、離婚という結果になるのかなと思っていました。
しかし、私としては夫に許せない部分や我慢できない部分があって性格の不一致で別れたい、という事では全くないため、もうどうしていいのだかわからなくなってしまいました。

そんな折、先日私の実家の母と2人で、実家の今後について話す機会がありました。
たまたまそんなタイミングだったのですが、親は親で、終活をそろそろ視野にいれはじめ、自分が元気なうちに、自分たちの所有物や死後のことについてなど、子供に話しておきたかったそうです。
自分の親とはいえ、そうして改まって話す機会などほとんどなかったのですが、今回はそんなわけで母と対談のように真剣に話をしました。
その流れで、私も自分が今考えてる、派遣社員を退職し、運転資金を貯めてお店をはじめたいこと、それに伴い夫と離婚する可能性もあることを話しました。

親は私の性格をよく知っているので、理解は示してくれましたが、とにかくまず、夫婦ですべてをさらしてじっくりと何度でも話し合いをすることが大切だと諭されました。

たしかに親の言うことはもっともです。私が避けているのは夫との話し合いだったのです。

帰宅したその日の夕食をとりながら、夫に順番に思いを伝えました。離婚について考えていることも伝えました。

夫の返事は、私の想像とは違い、私の意思に沿って、夫婦で協力して節約して、そこを目指せばいいと言ってくれました。
私は正直なところ、嬉しいというよりも先に拍子抜けというか、ちよっとホッとした気持ちがわきました。

夫も今年56歳で、定年まであと9年ということもあり、そうしたことも夫なりに思考に入ってきたのではないかと思います。

一方の私も、いままで同じ職場で11年半派遣社員として継続できているけれど、今度の派遣法改正が通過してしまうと、おそらく、今後3年以内には、今の職場での契約更新はできなくなると思います。

そのあたりの事情もあって、思い切って自分たちで商売をするという方向に目が向けられたのではないかと思います。

とはいうものの、これでようやく0地点に立った、というだけですね。
具体的にどんな風にすすめていくのか考えるのはこれからになるけれど、私としては、これでかなり大きな一歩を踏み出せたという心境です。

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